天栄村の
“安全で美味しい”をつなぐ

どこよりも厳しく、美味く。

“安全で美味しい米をつくりたい”
そう思って活動を始めてから、10年以上が経ちました。
農家の有志を募って“無農薬”での米づくりを目指す「天栄米栽培研究会」を結成し、試行錯誤の研究の中、漢方を煎じた際に出る出がらしを用いて肥料とする「漢方栽培」という独自の栽培方法に行きつきました。丁寧に手間暇をかけて育てた私たちの米は、「米食味分析鑑定コンクール国際大会」という、米の美味しさを競う大会においても金賞を連続受賞するなど、専門家や消費者の皆様から評価されるブランドとして成長してきています。
2011年の東日本大震災以降は、これまでよりさらに安全な米づくりのため、自主的に放射能値検査を実施し、どこよりも安全な米であることを消費者の皆様にご説明しながら栽培に取り組んでいます。

漢方の力で生まれる
唯一無二の美味しさ

私たちの米は、大きく「漢方栽培」と「特別栽培」とに分かれます。「漢方栽培」とはその名の通り、漢方を煎じた際に出る“出がらし”を肥料に使うことによって、農薬や化学肥料なしに米がつくれるという栽培法です。
また「特別栽培」とは、農林水産省の「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に従い、化学肥料・農薬を慣行栽培の半分以下にして栽培する方法のことを指します。
いずれの米も、一般的な米より農薬や化学肥料の使用が少ないため、安全な美味しさをお届けできます。

吉成 邦市(よしなり くにいち)

福島県天栄村生まれ。
天栄村の小中学校、須賀川高等学校卒。卒業後は東洋大学法学部の法律学科へ進学する。
新卒として地元の天栄村役場に奉職。産業課に配属となり、県庁への出向や「ウルトラクイズinてんえい」を地元で開催するなど、“地域づくり”を公私ともに続ける。36年間の在所中のうち、およそ20年間を農政課として天栄村の農業のために働いた。
平成19年には「天栄米栽培研究会」を立ち上げ、事務局長として農家の方々と‟より良い米づくり”のために研究を重ねる。その結果生まれた「漢方栽培 龍田米」は米・食味分析鑑定コンクール国際大会において連続9年金賞受賞となるなど、全国的に高い評価を受けている。59歳で市役所を退職した後は、自身も認定農業者として水稲栽培や玉ねぎなどの野菜作りに取り組んでいる。

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